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初めてのブレーキパッド交換 [メンテとか装備とか。。]

2014/5/18(日) 

いつかは自分でやろうと思っていた96年型DR650seのブレーキパッド交換。
納車から早18年、やっとその日が来ましたよ。 

実はここまで長引いたのはパッドをベスラ社のシンタードメタルに換えてからのロングライフが一因です。
フロント2万6千Km、リア2万9千Kmでもまだまだ行けそうなパッドの厚み。。
年間5千Kmぐらいしか走らなくなり優に5~6年は無交換ですので、どんどん時が流れましたわ。
しかしあんまりノーメンテが続くのも宜しくない。
それでバイクの季節と車検が近付いたこの機にやっとやる事にしました。

作業自体はバイク屋さんで交換作業見てますし、そんなに難しい事では無いってのは分かるんですけど、
さすがにここは重要部品、いろいろ下調べもしましたが、いざとなるとやっぱり細かいところに不安がありました。
例えば良く使う潤滑剤のCRC556やパーツクリーナーはゴムやシールを痛めるから使用には注意が必要だそうな。
掃除なら水とかお湯でブラシと中性洗剤使ってゴシゴシが一番だとか。
使用する潤滑滑走剤にはシリコン系のスプレーやグリスが良いらしい。
良く聞くピストンの揉み出しなんてのも、無造作にやるととんでもない無い事になるらしいし。。
あと、パッド交換後にはブレーキ鳴きが出ることが多いので、その対処法なども気になるところ。
その辺も諸々クリアーになったところで、いざ作業開始っ!

まずはフロントから~
IMGP2265s.jpg IMGP2268s.jpg

いつも使ってるメンテナンス用のリフトジャッキが、今回は外したキャリパーを乗せておくのに丁度良い台↑になってます。 

IMGP2274s.jpg IMGP2276s.jpg

キャリパー内部、キタナイ。。 パッドの粉なのかカーボンなのか?が堆積して固着してます。

IMGP2290s.jpg IMGP2279s.jpg 

頑張ったけどこれぐらいしかキレイに出来ませんでした。 ピンの方はオイル+サンドペーパーで磨きました。

IMGP2333s.jpg IMGP2339s.jpg 

Newパッドの裏に鳴き止め効果があるというスプレー式の速乾ブレーキグリスを吹いてみました。
フロントの方はこれを組みつけて完了なり♪
・・が、鳴き止め効果は全く無く。。(*_*; 
仕方なくもう一度バラしてパッド裏のピストンの当たる箇所とキャリパーに接する箇所にペースト状のシリコングリスを盛ったところ、これで不思議と上手く治まりました。
やれやれふぅ=3

続いてリア。

こちらはキャリパーを外すボルトがありません。
まず2本のピンを抜いて内側(タイヤ側)のパッドを引き抜き、その空いたスペース分キャリパーを外側にスライドさせます。
それで出来た隙間から残りのパッドを引き抜くと言う・・固着が酷く動きがシブかったんでかなり焦りましたが。 

IMGP2308s.jpg IMGP2326s.jpg

パッドは取れましたが、この状態だとキャリパー掃除が出来ないのでリアタイヤを外しました。 

IMGP2348s.jpg <<このように無造作にタイヤを寝かすのはマネしちゃいけませんヨ。

タイヤを外すとやっとキャリパーを外せます。 

IMGP2345s.jpg IMGP2344s.jpg 

なるほどこんな仕組みで取り付けてあったのか。。   リアのピストンは穴が空いてるのね・・ちょい焦ったわ。

IMGP2329s.jpg IMGP2356s.jpg

パッドの新旧並べてみましたが、2万9千Kmでこの減り具合。まぁ反った減り方してるし交換で良いでしょう。
キャリパー掃除の方は、ここまででだいぶ力尽きていたのでピストンだけキレイにして後はザックリで終了。
こっちのブレーキ鳴きは皆無だったで後の手間も無く助かりました。

さて、前日にオイル交換も済ませてあり、いよいよシーズンに向けて準備完了~♪

ブレーキパッド交換もやってみれば特に技術的に難しいことも無く、注意してやれば問題ない事が分かりました。
これからは交換以外でもたまにはメンテナンスしてみましょう。


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