仕上砥石をバージョンアップ [ぽそっとな]
今まで使ってたホムセン仕様の家庭用砥石、ナニワ研磨工業の「セラミックホームストーン」。
これは中砥(#1000)と仕上砥(#3000)が貼り合わせてあるものですが、最近この貼り合せが剥がれてしまいまして、そんでもって何かの拍子に中砥の方が割れてしまいました。
貼り合せて一個の大きさだからそれぞれが薄いんですよね。
たぶん7~8年は所持してましたか。
中砥の方はだいぶ擦り減っていたので面直ししないとイカンのでは?と思ってたけどもうその必要も無い。
ん~、面直し砥石を買う機会がまた遠のいてしまった・・とか思いつつ。
ちなみにこの砥石の仕上砥#3000の方はまだ平面を保っている感じ。だいぶ薄いけど。。
これが仕上砥の割には研磨力があるというか、ウチの使ってるステンレス包丁では割とすぐに返りが出るんで中砥は要らんか?なんて思ってまして。
刃が欠けた場合は別にもう一個#800の中砥があるんでそれ使えば良い訳で・・
と、そんなことを考えてたら更なる仕上砥石に目が向いてしまい・・(男脳発動)
とうとう一般家庭には不要とも言われる#6000をポチってしまいました。
ホムセンにもこれとは違う仕上砥石が置いてあるけど結構お高いんですよね。
なので毎度のAmazonさんにて調達です。
ご家庭サイズのS-3型なら割とリーズナブルでした。
さっそく研いでみたところ、ちょっと文字の印刷が邪魔ですが確かに#3000よりきめ細かい感触(当り前!)
ただし研いだ面がピカピカの鏡面にはなりませんな。
そもそも鏡面にする必要は無いという話もあるんであまり気にしなくていいんでしょう。
けど、やり出すとついピカピカを求めてしまうのは・・
たぶん高校の実習でカンナを一から作るってのがあって、そん時の刃を鏡面にまで研いだ快感が忘れられんのだな。
砥糞を流さず念入りに磨けば鏡面仕上げになるのだろうか。。
と、何か知ったような事言っちゃってますが、研ぎの技術は毎回角度が違ってたりのド素人なんで、少なくとも購入当時の切れ味は再現出来ませんわ。
そもそも切れ味に鏡面仕上げが関係有るのかどうかもよく分かりません。
ただ・・
“ 母さん、あの包丁の切れ味、どこに行ったんでしょうねぇ。
ええ、夏、浅草通りから言問い通りへゆく合羽橋で、店主に勧められて買った、
あのMisonoステンレスモリブデン鋼包丁の切れ味ですよ。
母さん、あれは良く切れましたよ・・・ ”
・・ま、まぁ今でも普通にとっても良く切れるんですよ。
ただ購入当初はもぉーっとエゲツない切れ味だったもんで。(^^ゞ
あれぐらい自分で研げるようには、ならんのかなぁ。。(遠い目)
こんにちは
ピカピカの鏡面に近づけるなら泥を残さず流しながら磨いた方が良いと思いますよ。砥泥を残して研ぐと曇ります
砥石を平面に整えて中砥で形を整え、仕上砥をかけてあげるとMisonoの包丁も蘇るはずです
面直し砥石を買わずとも耐水ペーパーでも出来ますから一度しっかり面直ししてみて下さい
その後は5分〜10分研いだら直す位の気持ちでマメに直すと良いと思います、砥石は減りますが
「包丁研ぎに6、面直しに4の割合で砥石は減ります。」
とは研ぎ屋さんの言葉です。
by 通りすがり (2022-01-26 00:38)